2018年3月31日土曜日

平成29年度 集会開催予定

 平成29年度の教師力ブラッシュアップセミナーは、「模擬授業12連発! 5大都市セミナー」で活動の幕を開け、サマーセミナーまで様々な活動をしてまいりました。
 

 4月8日(土) 五大都市連続セミナー第2弾 函館集会(終了)
 6月24日(土) 五大都市連続セミナー第3弾 帯広集会(終了)
 7月1日(土) 五大都市連続セミナー第4弾 苫小牧集会(終了)
 7月22日(土) 五大都市連続セミナー第5弾 札幌集会(終了)
 7月31日(月)・8月1日(火) サマーセミナー(終了)
 盛会のうちに終了いたしました。ありがとうございました。

 今後は地方集会も開いてまいります。

 11月25日(土) 苫小牧集会
            道徳科の授業づくり
 12月       帯広集会
 1月27日(土)  北見集会
 2月17日(土)  函館集会
            リフレクション
 3月        札幌集会


 日程や内容が決まりましたら、随時情報アップしてまいります。
 お誘いあわせの上、ぜひご参加くださいませ。

2017年10月16日月曜日

学習発表会の時期に思うこと

ボクのまわりの人たちの学校は、学習発表会シーズンだ。
準備が始まったり、無事終えたりしている。そんな報告が飛び交っている。

ボクの学年も、学習発表会の練習がスタートしている。
いろんな意味で慌ただしくなってしまい、大切なことを軽視しがちになるから、日常を大事にしながら取り組みたいと思う。
だから、日常の延長上として、学習発表会があるといいなと思う。
でも、それは、あくまでもボクたち、教師の視点であることを忘れてはいけない。

子どもたちにとっては、学習発表会は、やっぱり日常ではないからだ。
特別に時間をとって、誰かに見せる(見てもらう)以上、子どもたちにとっては、日常ではないのだ。
ましてや保護者にとって、日常の大切さは理解してもらえても、学習発表会の出来栄えとは別物に考えてしまうのが自然だろう。

こうしたズレは、後々、様々な場面に影響してくることもある。
「日常を大事にしながら取り組む」という言葉は、ボクからすると、カッコイイ言葉だから、すぐに飛びついてしまうけれど、こうしたこともしっかり意識して取り組みたいなと思う。


「大成功でした!」「いい発表会になりました!」「子どもたち、みんな満足でした!」という言葉で終えられるような取組、発表になるといいなと、いつも思いながら進めている。でも、年齢と経験を重ねるごとに、そんな思いから遠ざかっていくことばかりだ。
終わった瞬間は、達成感がある。
でも、それは一瞬の出来事で、すぐに、本当に一人一人の思いに応えられた取組、発表になったのかと思って、心がドキドキする。不安になる。慌ただしかったせいで見えてなくて、盛り上がった(ように見える)せいで見えてなくて、思いに応えられなかったところがあるんじゃないかって。

練習をするたびに、振り返りを書いてもらっている。子どもたち自身が次の課題を見つけんがら、取り組めるためにだけれど、そこで書かれていることをていねいに読みとって、少しでも多くの子たちの思いに応えられる取組、発表会にしていきたいと思う。

                                       (大野睦仁)

活力のもとは

3年ぶりに、札幌市民合唱祭に出場しました。
たった5分たらずですが、1000人収容の大ホールのステージに立って歌う貴重な機会です。
今年は、miwaさんの『結』を歌いました。
昨年度のNHK全国学校音楽コンクール中学校の部の課題曲です。
何度出場しても、1000人収容の大ホールのステージに立つことは、緊張感とともに喜びが心を満たします。
ピンとはりつめた舞台袖の空気は、何度味わってもよいものです。
優秀な発表をした団体には何か賞が当たるらしいのですが、私たちはステージに立って歌わせていただくことそのものに、大きな意味を感じて続けています。

一緒に歌うのは、学生時代からの合唱仲間。
最初は十数名でステージに立っていましたが、卒業から時を経るとともに全国に散り散りになり、今は数名でやっています。
教員を始め、様々な立場に身を置く仲間とのつながりは、とても貴重です。
大学卒業から十数年経ってもこうして集まり、共に歌える環境は、望んでもなかなか得られるものではありません。

時を同じくして、『君の名は。』のDVDを借りて見ました。
ようやく。今更。
担任クラスの子がRADWINPSの『スパークル』のCDを持ってきたのがきっかけです。
めんこい教え子の好きな曲であることに加え、前奏の強弱の付け方に心惹かれ、そこから曲の経緯をたどっていく中で行き着きました。
「男性にはピンとこないよ~」などとと聞いていましたが、観て良かった、というのが率直な感想です。楽曲と映像との融合に息を呑みました。

いつからか、世に出される新しいものに疎くなり始めていました。
年齢によるものか、視野の狭さによるものか、日々の慌ただしさに紛れてか。

気がつけば家と職場の往復になってしまいそうな昨今。
家庭や職場外のつながりや文化に努めてふれることが、人として、結果として小学校教諭としての活力を保つもとになっていると感じます。

(斎藤 佳太)

2017年10月12日木曜日

離れてもつながる

今年度は第3学年(3学級)の、学年主任をしています。

現任校での勤務は3年目となりました。3年とも学年主任をさせていただいております。

勤務校では、学年主任には分掌業務がなく「学年経営部」という組織があります。校内研修推進や生徒指導、特別支援に関することなど、学年主任を学校経営の核として位置付け、学校運営を進めています。簡単に言ってしまうと、学年主任は全ての活動においてリーダーシップを発揮し、周りを牽引せよ、ということです。


これまで私は「周りを引っ張らなくてはならない」という思いから、夜遅くまで学校に残り、仕事をすることが多かったです。あれもこれも考えておかなくては、と全力で動き回っていました。


しかし、今年度はどうしても早く帰らなくてはならない日が多く、自分の働き方をよく考えなくてはならないと思いました。考えなくては、考えなくてはと思っているうちに時間が過ぎ、無策のままただ早上がりを繰り返す日々が続きました。


すると、不思議なことが起こります。

僕が一生懸命準備していた時と、僕が早上がりしていた時とを比べると、後者の時の方が学年の動きが良くなっていたのです。

僕が最低限の仕事だけしていさえすれば、学年の先生方がいろいろと考え、動いてくれました。


僕が「早く帰らないといけない」からこそ、今日明日話しておかなければいけないことは何か、確認しておかなければいけないことは何かということを僕も学年の先生たちも考えるようになりました。それが動きが良くなった要因のひとつだと思います。決して僕が嫌われていたわけでは…ないと思います。


いつも同じ場所にいることだけが大事なのではなく、「離れてもつながっているためにどうするか」ということが大事なのかもしれない。そう思います。


頑張っても仕事が上手く回らない、そんな時は思い切って早く帰ってしまうのも1つの選択肢だと思います。忙しいこの時期、自分の心身を健康に保つことも、大事な仕事ですから


普段頑張っている皆さんが1日くらい休んでも、周りはきっと助けてくれます。助けてくれなかったらもう一日くらい休んでみるのもいいかもしれません。(小林 雅哉)

2017年10月9日月曜日

「密かな変人力」を身につけよう


 先日、道徳授業改革セミナーで愛知の鈴木健二先生のお話を聞く機会に恵まれました。鈴木先生は講座の中で、道徳の授業をするには「素材発見力」「教材活用力」「教科書活用力」が重要だと述べておられました。わたしは道徳の授業をつくるときにも、いつも悩んでばかりです。ただ、今まではただ漠然と悩んでいたのが、この3つの括りで、わたしの頭の中がだいぶ整理されたような気がしました。

 その中の「素材発見力」について鈴木先生は、とにかく「何気ないことが気になる感覚」がなければいけないとおっしゃいました。鈴木先生自身は、ペットボトルや箸袋に書いてある文字、地下鉄の中刷り広告やテレビ番組に至るまで、あらゆるものから道徳の素材を見つけておられました。ご自分で「人はこれを病気といいます」などと笑い話にしておられましたが、わたしは自分自身の甘さを痛感しました。この「何気ないことが気になる感覚」を磨かないことには、何も始まらないのではないかと思うのです。

 このところ、年齢を重ねていくにつれて、涙腺が緩んでしまうことが多いです。でも、わたしはただ漫然と、涙を流していたに違いありません。記憶に残っていないものも多々あります。それではいけないのです。心の揺れを何かカタチにして留め置くことができなくては、単に時間だけが過ぎていく人生を送ることになっていかないかなぁと思うのです。ましてや、子どもたちの前に自信をもって立つことなどできないなぁとも。

 最後のクロージングセッションで、自分がしたい道徳の授業像から、そのために「変わるべきこと」「付け加えるべきこと」をグループでシェアする活動をしました。わたしたちのグループでは、「感動に気付く力」という考えが出されました。少しでも鈴木先生のようになりたいということから「密かな変人力」という言葉も出てきました(笑)。これがとても気に入りました。単にアンテナを高くとか、視野を広げるとかではなく、「何気ないことが気になる感覚」の持ち主という意味での「変人力」をこれから少しずつ、本気で身につけていきたいのです(とうてい、鈴木先生には追いつきはしないのですが)。まずは、おもしろい!ステキだ!と思ったものや事柄を集めることからはじめて、「変人」への道を歩み始めようと思います。(山口 淳一)

2017年10月5日木曜日

私とリフレクション

 今年度は担外になり,算数の少人数指導と専科として理科の授業を担当している。授業の中で気づいたことや感じたこと等は,時間があるときには授業後すぐに,時間がないときには放課後等にメモをとり記録を残すようにしている。その日の授業についてふり返り,次に活かしたいと考えているからだ。
メモの内容は次のようなものだ。

「面倒くさいという言葉…。できない,わからないということを周りの友達に知られないようにするために出た言葉なのではないか」
「学習に向かっているときと,向かっていないときの違いはなにか。問題ができる,できないなのか…」
「気持ちをどうやってアップさせるか…。まず話を聞いてあげる。聞いてあげることで,たまっていたものを出させることはできる。解決にはならないかもしれないが,まず聞くようにしよう」
「できないことでのトーンダウン?」

改めて自分のメモを読み返してみる。すると,指導言等について省みるメモよりも,上記のように,子どもたちの様子に関わることのメモの方が断然多いことがわかった。自分の見方や考え方は,子どもの特性を捉えることや,子どもたちをどうやって学習に向かわせるかということに向かっていたのだ。子どもの特性に合わせることや子どもの意欲を高めることが自分の中では優先順位が高いのだ。これは,これらのことができるようになると,子どもの力を伸ばすことができると自分が考えているということなのではないか。さらに,自分の意識が,指導言を改善する等の授業の仕方について考えること,つまり自分自身を変えようとしている方向には向いていないこともわかる。自分の見方や考え方は,子どもを変えようとしていることに大きく傾いていたのだ。

日々のメモは,子どもの特性を把握することや子どもをどうやって学習に向かわせるかを考えるきっかけになっている。また,複数のメモから共通点を見いだし,自分の見方や考え方に偏りがあることに気付くこともできた。メモが自分のモニターの役割を果たしたのだ。この気付きは,見方や考え方を意識的に広げることに役立っている。 
今後も,メモをもとに「リフレクション」を続けていこうと思っている。自分が意識していないことがさらに見えてくるかもしれない。どんなことが見えてくるか楽しみである。 
(三浦 将大)

2017年9月29日金曜日

休憩時間の過ごし方

今の学校に転勤してきて,休憩時間に意図的にしていることがあります。

学校の隣が大きな公園で,その公園に行くことです。表向き,誰がどんな遊びをしているか,生活科の事前下見という感じですが,一番のお目当ては雑談です。

休憩時間の一服の同僚との雑談です。自分は一服しないのですが,短時間の雑談がある意味貴重な時間になっています。子どもの情報交流の他にも,教室で使えるアプリ,ドングリ収集場所,校内研修の進捗状況,明日の授業の構想等々。立ち話で短時間なのが良いのだと思います。

さて,こういう時間を大切にしたいなぁと思っていますが,これからは防寒対策をしなければならない季節がやってきます(昨日,旭川でも雪虫を見かけました)。これからは寒さと戦いながら?有意義な休憩時間を過ごしたいと思います。

(大西 陵公)

2017年9月26日火曜日

評価は自分のリフレクション

 前後期制の札幌は、成績提出の時期です。今年は6年生の担任なので、所見もたくさん書くところがあります。今回とにかく悩んで、土日にずっと頭を捻りながら所見を書いていました。何度も消して、書いて、直してやっと完成です。

 なぜこんなに時間がかかったかというと、きちんと子どもを見れていなかったからだった、と思っています。一生懸命子どもたちを指導していたことは確かだけど、あまり余裕のある状態ではありませんでした。

 私は低学年担任になることが多く、今の学校に異動してから初めての高学年担任でした。教科指導にしても、行事の取り組みにしても、困ったときにぱっと出てくる引き出しの数は低学年の時に比べると少ないので、悩むことも確かに多くありました。

 そんな中、子どもたちや周りの先生たちに助けられながら無事に前期を乗り切ってきました。ですが、余裕のない中で指導していて、果たして子どもたちの成長をきちんと後押しできただろうか……と反省しています。

 通知表の所見は子どもたちへの評価であると同時に、教師自身の重要なリフレクションでもあると改めて思いました。子どもたちの成長を意識しながら、どのように指導していくのか計画したり、関わったりすること……と書くと当たり前のようですが、今回自分がそこが十分でなかったことを後期に生かしていきたいと考えています。

 6年生の子どもたちが卒業に向けて、小学校生活の最後のステップを大きく羽ばたけるようにするために、子どもたちに向かう目線を見直していく必要を感じています。前期の評価で自分が感じたことを、どのように後期に反映させていくのか子どもたちに通知表を渡しながら考えていきたいと思っています。
(増澤友志)

2017年9月21日木曜日

今こそアナログで


現在4年生の担任をしている。
昨年度からの持ち上がりのクラス。

3年生の時から継続した取り組みの中に「暗唱」がある。



担任が選択した詩や歌,数字の単位や早口言葉などを

1つの学期に8個ずつ暗唱するというもの。
(1つの学期を4か月ずつ,1か月2個ずつと考えて)

今学期は,春と秋の七草・旧暦名・十二支・かっぱとかえる

平家物語・英語の月名・それが大事・都道府県名の8つ。



1つの暗唱が終わればカードにハンコを押し,

8つすべて達成したら「暗唱完全制覇証」を渡しています。



早く終わった子どもたちは「試験官」として

仲間の暗唱を聞く役目に回ってもらいます。

実は,この「試験官」の役割が大きく,
全員達成に向け,試験官が,
覚え方を教えてあげたり,事前に聞いてあげたりすることで

今のところ全員が意欲的に取り組み,全員が完全制覇をしています。



継続的に暗唱に取り組むことで,

言葉のリズムを体感したり,日常では使わない言葉にふれたりと

子どもたちにとって貴重な言語経験となっています。



様々な取り組みがある中,地道な暗唱への取り組みが

子どもたちにとって「不易」なものであると思っています。



だからこそ,この言語経験を継続させるためにも

子どもたちが楽しみながら取り組めるような工夫を今後も考えていきます。
                             (木下 尊徳)

2017年9月18日月曜日

技能教科だから、子どもの内面を大切にする

今更な事ですが、小学校で担任をしていると、国語・算数・理科・社会…音楽・体育、全教科を教えることがほとんどです。全教科バランス良く指導できれば、素敵だなあと思います。

 大学生の時に受講した「小学校音楽」の授業で、リコーダーを演奏した時のことです。私は1番前の席に座っていました。隣は男の友達。一緒に曲を演奏するのですが、私は大して指使いも分からないしリズムもよく分からないから、変な音がピーピーと鳴ってしまいます。それを聞いた友達が笑って一言。「女子でこんなにリコーダー吹けない人、俺初めて見たわ」と。「女子だからリコーダーが上手」という考えはどうかと思うのですが、そう言われる位、私は楽譜を読むのが苦手だし、ピアノもあまり弾けません。だから音楽の授業に対して、苦手意識がありますし、憧れもあります。
 
 そんな私に、ある方が「音楽の学習会があるから、来てみませんか?」と誘ってくださいました。これは行ってみたいと思い、当麻まで行き、参加してきました。「楽しく学びのある音楽の授業づくり」というテーマでした。主催は「まなぼう屋なよろ」さんで、講師の先生は、授業づくりに関わる理論から実践方法までをお話してくださいました。

 「技能教科だけど、子どもの内面(思いや意図)を大切にする」ということを、模擬授業で何度も見せていただきました。音楽の授業というと、「上手に歌うには…」「鍵盤を上手に弾くためには…」ということに目が向きがちだったなあと振り返りました。それなのに「鑑賞!!」の授業では「この曲を聴いて、どんな気持ちになった?」と子どもたちに問いかけてしまう。きっと私が今まで行ってきた音楽の授業は、ぶつぶつと切れている授業だったのだと思います。「鑑賞」と「表現」をつなげるように授業をしていきたいと、授業の枠を見直す機会になりました。

 また、学習会では全員で歌う時間が何度かありました。社会人になってから、何十人で合唱する機会なんて久しぶりでした。「シ♭からドまで」「ふじ山の1番盛り上がる歌詞だけ」「赤とんぼ」を皆で歌いました。皆の声が揃うと、ブワッッッと鳥肌が立つあの感覚を久々に体験しました。あれはどの人にも起こる現象なのでしょうか。皆で歌うって楽しいなあと素直に思いました。これは1人では感じられないことだと思います。だからもっと学校や学級で歌う機会を増やしたいなあと考えました。音楽の授業でももっと歌唱の時間をとろうと思います。楽しい音楽を目指していきます。

 私には全教科をスペシャルに教えることはできません。だから少しずつ、どの教科のことも知っていきたいと思います。今回の学習会は、「まなぼう屋なよろ」さんとの出会いがきっかけでした。連休初日でもたくさんの人が集まり、皆さん楽しそうに学んでいる会でした。勤務している地域の近くに、このような温かい場所があって、素敵だなあと思います。出会いに感謝です。当麻の道の駅で食べた「すいかソフト」も素敵なお味でした。
(辻村 佳子)