2014年7月31日木曜日

通信は毎日出さないとダメですか?

私が現在の学校に赴任して6年目となる。

その間,教育実習生を指導する立場や
初任者と一緒にブロックを組んだ際に
その都度言われた言葉である。

「通信は毎日出さないとダメですか?」

私が6年生,初任者が5年生という
高学年ブロックを持った時のこと。
(本校は各学年1クラスの規模です)

初任者の受け持っている5年生は
私が2年間受け持ってきたクラスで
私は当然のように毎日通信を出していた。
(この時は,年間で210号まで出した)
初任者は初めての参観日終了後の学級懇談会で
「先生,通信は毎日出してもらえないのですか?」
と言われたらしい。
そこで上記のことを私に聞いてきたのである。

私は,初任者に「毎日出さなくてもいい」という話をした。
すると初任者は「そうですか」と言ってその話は終わった。
今思えば学級通信の果たす役割について
初任者が納得するまで相談に乗ってあげればよかったと反省している。

私は通信の様々な機能を活用しながら学級づくりをしている。
(学級通信が学級づくりの1要素を担っているぐらいかな?)

決まったことを掲載しておく備忘録機能
学級の様子を家庭に伝える伝達機能
担任の思いや願いを伝えたり
写真を順番に掲載に成長の足跡を整理したり
作品や作文などを掲載することだってできる。

学級通信は毎日出すことが「義務」ではないので
「出さなくてもいい」が「できることなら出したほうがいい」と私は考える。
学校から情報がない限り保護者が子どもたちの様子を知る機会が激減する。
子どもたちの様子を説明する責任を果たす意味でも「定期刊行」が重要だと思う。

そんなことを考えながら2学期の始業式に配布する
今年度の学級通信「No,90」を書きながら。
(木下 尊徳)

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