2014年7月30日水曜日

町の図書館を訪問すること

この春、異動をしました。
新しい勤務先は日本海に浮かぶ離島、奥尻島の小学校です。
4年生の担任になりました。

私の場合、新しい町に着任してまずやることの一つに「町の図書館を訪問すること」があります。
図書館の中をゆっくり見せてもらって、簡単に自己紹介をし、何冊か本を借りる…というだけですが、図書館とのつながりをつくることは、教師として、また一人の町民として大切なことだと感じます。

この1学期も奥尻町図書館の協力を頂き、200冊以上の本を教室に持ち込むことができました。本の種類もその時々の子どもの実態や学習内容に合わせて様々ですが、一応選書の際に心がけていることがあります。
それは、「教師が願いやテーマを持って本を借りること」と「サラリとでもいいからどの本も一度読んでから借りること」です。この二つを意識することで、本を話題にした教室でのコミュニケーションがぐっと深まります。

奥尻は離島ということで子ども達の活動や学びの場にも制約があります。
その弱みを補う方法の一つとして、読書指導の充実に継続して取り組んでいきたいと思います。

余談ですが、前任地の今金町は「読書と作文のまち」をスローガンに掲げ、町ぐるみの活動に取り組んでいます。
取り組みのまとめが町のHPに記載されているので、興味のある方はご覧下さい。
作文指導に関する情報もまとめられています。
http://www.town.imakane.lg.jp/modules/cont_edu/index.php/content0098.html


(山寺  潤)

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