2015年6月28日日曜日

函館集会告知!

第74回教師力Brush-Upセミナーin函館

第5回思考ツール学習会 開催決定!!

日 時:平成27年10月17日(土)9:00~17:00
会 場:北海道教育大学函館校 教育実践棟
テーマ:アクティブ・ラーニング×思考ツール×協同学習
~授業づくりの教材論・システム論・評価論と、それらを全校で機能させるための校内研修体制づくり~
講 師:内藤一志(北海道教育大学函館校)
    藤原友和(函館市立昭和小学校)
  長谷川美栄子(附属函館中学校)
    長澤元子(函館商業高校定時制)
ファシリテーション・グラフィック:
   山川香緖里(北斗市立谷川小学校)
    中原 茜(八雲町立東野小学校)ほか
参加費:2000円
以下、企画進行中!!
終わったあとの懇親会は「地元家」で「日本酒5種利き酒コース」なんかがいいなぁ、と思っております(笑)紅葉の函館で秋祭り! 詳細は近日中にお知らせします。

http://kokucheese.com/event/index/311921/

2015年6月18日木曜日

動画で運動会のプロセスを擬似的に共有

 運動会の季節が好きです。
 毎年ダンスの曲選びで悩み、振り付けを考えています。低学年でも細かくカウントで切って指導していくと、びっくりするくらい難しいダンスでも踊ることができます。4月はGWの子供向け映画の主題歌が発売されるシーズンですので、時流に乗ったアイドルの新曲が発売されることが多いです。クレヨンしんちゃん、ドラえもん、ドラゴンボール……その中から、ダンスにあった曲を選ぶと、子どもたちも知っている曲になりやすいです。去年はクレヨンしんちゃんの映画から、きゃりーぱみゅぱみゅの「ファミリーパーティー」を、今年はドラゴンボールの主題歌になったももクロの「Zの誓い」を選曲して踊りを作りました。

 YouTubeを見ると、「踊ってみた」の人たちやダンスレッスンビデオなどもたくさん出てきますので、それを参考に低学年でも踊れるダンスを考えていきます。ポイントはサビの部分で、本物の動きのエッセンスを失わないように作ることです。TVでそのダンスが流れた時、子どもたちが「一緒に踊った」という感覚になるといいなあと思っています。

 ダンスを作るといつも、自分が踊ったダンスを録画してYouTubeにアップしています。そうするとダンスを子どもたちが自主的に自宅で練習してくれます。難しくても毎日の自主学習(^_^;)でクリアしてくれるのです。

 これをすると、もう一つ良い点があります。保護者の方も毎日子どものダンス練習を見てくれるので、子どもが成長していく様子を見てもらえます。保護者は運動会練習を見ることができませんが、YouTubeの前でダンスがうまくなっていく我が子を見ることで、運動会練習のプロセスを擬似的に共有できるのです。これは運動会を見てもらう上で非常に重要だと思っています。

 また、副次的な効果として「担任が毎日YouTubeで踊る姿を保護者が見る」という構図が家庭で展開されます。毎日担任が踊る姿を強制的に親が見るのです。これは恥ずかしい……じゃなかった。保護者にとって、担任が「よく見知った人」という感覚になっていきます。毎日子どもが担任と一緒に踊る姿を見てもらうことで、保護者にも担任を好きになってもらうという効果も期待できるのです。いまはスマホなどで気軽にYouTubeにアップできる時代です。試しにやってみてはいかがでしょうか。
 

(増澤友志)

https://www.youtube.com/watch?v=fzz0m7oGdZk
https://www.youtube.com/watch?v=IoUX_2ONGmI

2015年6月13日土曜日

ものにするか、しないかは自分次第

この4月異動した。
10年も勤務していた学校を離れ、
初めての区にやってきて、もちろん初めての学校に勤務している。

先日、一緒に学年を組んでいる先生が、
「前の学校に長くいればいるほど、新しい学校になれるのに時間がかかるって、言うけれど、
大野先生を見ていたら、違うんだなぁと思いました。」と言っていた。

そう言われると、確かに、「学校には慣れましたか?」と言う声もほとんどかけてもらっていない。
ボク自身、異動されてきた先生にはよくかけていた言葉だ。
そんなことは考えずに、数か月を過ごしてきたということが本当のところだ。

前任校と学校規模が同じだとか、何度も担任している5年生だったということとか、
一緒に組んでいる先生が吸収力がある先生だったとか、
いろいろ条件はあったとは思うが、そう見られているんだなぁと思った。

ただ、ボクの手帳は、年度初めということもあり、違和感メモでびっしりだ。
でも、それは、自分の考えややり方、経験を揺さぶっているということ。
自分自身と対話する時間、期間だと思っているので、ほとんど表に出していない。

先日、運動会の飲み会で、同僚の先輩教師から、
「大野さんは、新しいことに意欲的なのに、スマートだし、何だかいろいろやってみようと
思っているから、かっこよく見えるよ。」と、声をかけてくださった。

たった数か月なのに、そのように見られていたことに驚いた。
確かに、教室のつくりも他の教室とは違っているだろうし、
職員室の机の上には何も置いていないし、あまり残業せずに退勤している。

ただ、ボクは、本当に本当に毎日もがいている。
苦しくなるぐらいもがいている。
でも、それが伝わっていないということは少しは成長したということなのか。

異動は、苦しいこともあるし、やるせないこともある。
でも、間違いなく言えることは、そんなことがある分、自分を見つめる絶好のチャンスだということ。
自分をステップアップさせる絶好のチャンスだということ。

自分の成長を実感したり、自分の課題を突きつけられたりするチャンス。
それをものにするか、しないかは自分次第だと強く思う。
何だかとりとめない文章だけれど、自分にとっては必要でした。ごめんなさい。
(大野睦仁)