2016年2月25日木曜日

共通する、関連する

 私は、中学、高校、大学と野球部に所属していました。現在も、野球部の指導にたずさわっています。大会や練習試合では、審判をすることもあります。
 先日、野球関係の講演会に参加しました。午前中は、あるスポーツライターの講演に参加しました。高校野球の試合のエピソードや高校野球の選手、監督、プロ野球の選手等の人物のエピソードを交えての講演でした。私は、ノートにメモを取りながら話を聞きました。ノートから、話のポイントとなるフレーズをいくつか挙げます。
 ・準備・確認が必要である。「当たり前だ」とわかっているようなことでさえ、声に出して確認することが大切だ。
 ・当たり前のことを、チームで徹底する。
 ・その行為に意味があるかどうか考える前に、とりあえずやってみる。
 ・とりあえずやったことを、どんな状況・条件でもやり続ける。そのことによって、見えてくるものがある。
 ・当たり前のことを100%できるのが、いい選手である。
 野球にかぎらず、授業の実践、学級経営、日常生活など、さまざまな場面にも通じるところがあるな、とあらためて感じました。


 同じ日の午後に、野球の指導者対象の別な講演会に参加しました。講師は、高校野球監督として甲子園で全国優勝した経験のある方でした。講演の最後に、私は「全国優勝する前にも何回か優勝するチャンスはあったのに、負けた試合があったが、その試合の敗因は何だとお考えになっているか」という旨の質問をしました。それに対し、講師の方は、「序盤に大量リードして油断が生まれた」「次の選手を起用しようとしたときの準備ができていなかった」ことを挙げました。午前に聞いた講演と内容が重なることがあり、なるほど、という思いを抱きました。
                                                     (對馬義幸)

0 件のコメント:

コメントを投稿