2016年3月31日木曜日

当セミナーのFacebookグループ・ページのご案内

当セミナーでは、フェイスブックに公開グループを開設しています。
集会やブログ更新の告知などをメンバーが行っていきます。
2015年春にできたばかりのため、
現在は当セミナーメンバーがほとんどですが、
集会参加者の方も徐々に増えてきております。
 ご希望の方は、お気軽にリクエストください!

FBグループ「教師力BRUSH-UPセミナー」は、こちら


また、当セミナーのページも開設しております。
「いいね!」をしていただくと、集会告知などが皆様のタイムラインにも表示されます。
こちらもぜひご活用ください。

 FBページ「教師力ブラッシュアップセミナー」は、こちら

2016年3月28日月曜日

第79回教師力BRUSH-UPセミナーin北見/終了!

「教えやすさから、学びやすさへ」は、
これからの教育のあるべき姿を現す一つのキーワードです。

今回の旭川と北見のセミナーは、セミナー自体も「学びやすさ」を
意識したものにしようという試みでした。

旭川は仕事帰りに寄れるもの。北見は、カフェの借り切り。
学びの時間、学びの空間にもこだわったセミナーでした。

今回は、その中でも、北見の様子をお伝えします。

北見のセミナースタートは、ランチタイムから始まりました。
初めて会う人たちもたくさんいましたが、
一緒にランチをとることがアイスブレイク的な役割を果たし、
講座がスタートする時には、すでによい雰囲気になっていました。

その後の講座も、とてもリラックスした中で進みました。
とてもあたたかく、それぞれが思いのまま学びあえる。
そんな時間と空間になりました。

講座は、学級びらきと学級じまいについて。
そして、結びつくクラスについて。
様々な視点からの提案が続きました。

参加者からのフィードバックもとても好評で、
時間が過ぎても、Q&Aなどが続いていました。

学びの空間も意識することが充実した学びにつながる。
それを実感した1日でした。

参加された先生方、そして、ステキなスペースを提供して下さった
「いなかふぇ たんの 木倉屋」さま、ありがとうございました。

2016年3月12日土曜日

第80回教師力ブラッシュアップセミナー in 札幌

 今の時代、準備を怠ってスタートを切るのは、ベテランでも危ないといわれます。そこで、今回の教師力BRUSH-UPセミナーでは、「ハッピー教育入門」「ハッピー先生のとっておき授業レシピ」等の著書でお馴染み、金大竜先生と、初単著「結びつきの強いクラスのつくりかた」が2月に刊行された大野睦仁先生をお迎えし、1年間を見通して、4月の学級に必要なことを提案いたします。
 何事も最初が肝心です。新しい学級での、やる気と 元気を共に学びましょう!

「これで決まり!1年間を見通した学級づくり」

日 時:平成28年4月3日(日)
場 所:札幌市産業振興センター札幌市白石区東札幌51丁目11
    セミナールームB
参加費:¥3000

9:05~ 9:15 受付
9:15~ 9:20 開会セレモニー
 9:20~10:20 楽しい学級を作る!学級開き&授業開きネタ 6連発!
    苫小牧市立美園小学校 斎藤佳太   札幌市立新川中央小学校 加賀大介
    伊達市立伊達小学校  小林雅哉   札幌市立美園小学校   増澤友志
    美瑛町立美瑛小学校  太田充紀   鹿追町立鹿追小学校   西村弦 

10:30~11:30 1年間を見通した「気になる子」「苦しんでいる子」の育て方
                      大阪市立小学校  金大竜

11:40~12:10 Q&A 教えて、金先生!   (司会 太田充紀)

12:10~13:10  昼食休憩

13:10~14:10 1年間を見通した「結びつき」の強いクラスのつくり方
                      札幌市立三里塚小学校 大野睦仁

14:10~14:40 Q&A 教えて、大野先生!  (司会 斎藤佳太)

14:50~15:20 「これだけは4月に押さえたい!学級のルール5」
                      札幌市立石山南小学校 山口淳一

15:20~15:50 「これだけは4月に押さえたい!授業のルール5」
                      札幌市立藻岩小学校  髙橋裕章

16:00~16:40  クロージングセッション
                      ファシリテーター 大野睦仁

16:40~16:45  閉会セレモニー


お申し込みは…
 WEBサイト「こくちーず」にて、お申し込みください。
   http://kokucheese.com/event/index/378291/

2016年3月6日日曜日

「第78回教師力BRUSH-UPセミナーin旭川」を振り返って

 今回の旭川(3月4日)と北見(3月5日)で行われたブラッシュアップセミナーは2つのことを、皆さんと共に考えていきました。
 1つ目は、学級のクロージングに向けて、どんなことを考え、取り組んでいくのか。
 2つ目は、学級のクロージングから、新年度の学級のオープニングをどう考えていくべきなのか。
ということです。
 また、旭川では、仕事帰りに学べる企画として、夕方からの開始としてみたのも大きな特徴でした。

 ①学級のクロージングに向けて「考えること/やるべきこと」

 美瑛町立美瑛小学校の太田先生、札幌市立三里塚小学校の大野先生、札幌市立石山南小学校の山口から、20分ずつの講座でした。それぞれの先生から、経験を基にした考えや、学級や学校の実態に合わせて行っている具体的な実践が紹介されました。
 ただ、3人に共通していることは、あくまでも、
  ・子ども達の成長を実感させるために
  ・次の学年に希望をもたせるために
「学級を閉じる」ということでした。また、自分たち担任としての不安を子ども達に向けない、ということも、クロージングには大切な心構えとして、ご提案いただきました。

 ②再現!「学級じまいの一場面」 「学級びらきの一場面」

 前の講座を受け、山口からは、学級じまいとして、最後の学活での様子を再現しました。学級に1年間通じるテーマとして選んだ絵本を読み聞かせ、学級通信で1年を振り返るというものです。教師からの語りがかなり多いものになりますが、1年間をしっとりと振り返る時間としての提案です。
 大野先生からは、4月の学級びらきとして、子ども達との最初の1時間目を再現していただきました。プレゼンソフトを用いて自分を知ってもらうと共に、担任として、どんな願いをもっているか、決意をしているかを子ども達に示されていました。始業式後の出会いの時間はそんなに長くはありませんので、効率的に、そして子ども達に希望をもたせるインパクトがある学級開きをご提案いただきました。

③トークセッション「クロージングから考える新年度のオープニング」

 指定討論者に札幌市立藻岩小学校の髙橋先生をむかえました。
 参加者の方々からは、「学級開きで大事にしていることとは?」「学級目標の決め方と決める時期は?」「子ども達との関係づくりで特に気を遣っていることとは?」など、たくさんの質問が出されました。太田先生のコーディネートのもと、熱がこもっていながらも、和気藹々でたいへん活発なトークセッションとなりました。フロアの方々の積極的な姿勢がそうさせたといってもよいのではないかと思います。 講師、参加者ともに、自分事として捉えて考える、とても充実した時間を過ごすことができました。


 先にも述べたように、仕事帰りに気軽に学べる機会として企画してみた会でしたが、参加されたの皆様のご協力もあり、たいへん学び深い時間となりました。今後改良を加えていかなければならないところも見つかりましたが、いくつもの出会いがあったことはとてもうれしいことでした。また、皆さんとの対話の中から我々もたくさんの学ぶことができました。
 ご参加を心から感謝いたします。ありがとうございました。
                                          (山口 淳一)

2016年3月5日土曜日

1月は行く、2月は逃げる、3月は去る

1月は冬休みがあり、
2月は日数が短く、
3月は年度末でやることが多い。
1・2・3月は、やることが多いのに思うように進まない。

あっという間である。

優先順位をつけたり、ねらいや目的を確認したり、、、

なんで、これをするんだっけ?

とあれこれ考えているうちに、ぷす、ぷすっと頭がショートしそうになる。そのうち、インフルエンザによる学級閉鎖や暴風雨による臨時休校だと時数や行事が心配になってくる。


こうした状況の中、3学期は、特に教師と子どもの間のコミュニケーションにおける時間感覚のズレがとりわけ大きくなるように感じる。アメリカの社会心理学者デビッドメリル氏が提唱したコミュニケーション理論をもとに、学級のコミュニケーションのズレを読み解く。縦軸を「感情」、横軸を「自己主張」とし、4つの傾向に分類する。





一方、どんなに多忙でも、目的やねらいを確認することは大事だという正論のもと、言葉や数字を使って、論理的な指導を続けると、これまで積み上げで、見通しが持てている子にとっては、かえって混乱を招いてしまう。場合によっては、本当にやらなければならないことが出来ず、中途半端な指導で次の学年へ進級させてしまうことになってしまうことさえある。


    3学期は、教師の思いが、教室へどうしたって伝播する。


・男女分け隔て無く、仲がよい。

・集中する時間が増えた。

・自分の考えを発表する子がたくさんいる。

・忘れ物がない。

・「ありがとう」の言葉が増えた。


3学期に見られるこうした様子は、これまでのどのようなクラスの暮らし方をしてきたかによる。ここで焦ってどうにかなるものでもないし、どうにもならないと諦めてしまうものでもない。直感を大切にしつつ、これまでの積み上げを論理的にふり返る時間のように思う。


だいたいは、普段通り過ごせれば、それでオッケーなんじゃないかと思う。


新しいことに取り組むというよりは、これまで計画していたことを、予定通りに進める。そして、漠然とクラスとしてではなく、一人一人の子どもの姿を具体的に思い浮かべながら、自分の指導をふり返る時期である。一人一人にメッセージを考えるのもいい。クラスの写真をふり返るのもいい。ムリせず、通知表に思いを込めるのもいい。目の前の子どもがどんな様子で、どのようなクラスの暮らし方をしてきたのか、教師は、ぜひ書き残しておいてほしいと思う。それがよいクロージングにもなるし、新年度のスタートにもつながると思う。


子どもを客観的に知ることも大事だけれど、自分自身をより客観的に理解しなくちゃと思う。焦る気持ちを抑えながら、笑顔で卒業式・修了式を迎えたい。(鍛治裕之)

2016年3月4日金曜日

旭川・北見集会を開きます!






平成27年度最後の集会は、旭川・北見で開きます。
ぜひご参加ください!
詳細・申し込みにつきましては、リンクをクリックしてください。

テーマ:「おわりは、はじまり!~学級のクロージングとオープニングを考える!」

 

第78回教師力BRUSH-UPセミナーin旭川 
平成28年3月4日(金)18時~20時
於 上川教育研修センター
【軽食付き】
参加費:1,500円 
http://kokucheese.com/event/index/373012/


第79回教師力BRUSH-UPセミナーin北見
平成28年3月5日(土)12時~17時
【ランチ付き】 
参加費:2,500円