2017年7月8日土曜日

第90回帯広集会が終わりました

先日(6月24日),とかちぷらざにて帯広集会がありました。
報告が遅くなってしまい,申し訳ありません。
当日は,十勝管内の別会場で大きな集会があったにもかかわらず
たくさんの方々にお集まりいただき,充実した時間をもつことができました。
ありがとうございました。

今回は,「十勝で味わう国語の価値模擬授業12連発」と題し,「主体的・対話的で深い学び」を目指した国語の授業について考える集会でした。

「話す聞く」・「書く」・「読む~説明的文章」・「読む~文学的文章」の4つに分けて3つずつの模擬授業。3つの授業が終わるごとに個人思考・グループ討議の順で進められていきました。

どの分野でも授業についての疑問や意見だけにとどまらず,国語の授業づくりについての願いや考えなども出されていました。

最後の対談では,1つずつを振り返ることはもちろん,「主体的」「対話的」「深い学び」とはどのようなことを指すのかなど,今後国語の授業を考える際に,意識していかなければならない課題を提示していただき,これからにつながる集会となりました。

皆さまからのアンケートを拝見すると,ご自身の振り返りだけではなく,今後の集会への要望など様々なご意見をいただきました。いただいたご意見は,今後の集会づくりの参考にさせていただきます。今後とも一緒に学ぶ機会を共有できれば幸いです。ありがとうございました。
(木下 尊徳)

2017年7月2日日曜日

第91回苫小牧集会が終わりました

7月1日(土)、苫小牧市民活動センターにて苫小牧集会を開きました。
おかげさまをもちまして、定員40名が満席となり、キャンセル待ちの方が出るまでに盛会となりました。苫小牧で行う私どもの集会としては、過去最大規模です。ありがとうございました。
今回掲げたテーマは「考える道徳を考える」。道徳の授業づくりについての関心の高さがうかがえました。
道徳は来年度から「特別の教科」化されます。それを見据えて、年間35時間の道徳の授業に大切に取り組もうとする皆様の熱意が、会をさらに盛り上げました。

道内の小学校の先生12名に模擬授業を持ち寄っていただき、3つの授業が終わるたびに検討をするという内容でした。
どの授業にも先生方が伝えたい思いが込められており、参加者は子ども役となって、価値についてともに考えていきました。
授業中はこまめにペア・グループ討論の時間が設けられ、他者の考えにふれながら価値についての理解を深められる展開となっていました。



絵本・読み物・映像・人物資料と、資料のタイプこそ異なれど、教師の考えるべきことは共通していました。
ねらいとする価値を明確にすること、子どもたちが立場を明確にして話し合える場を整えること、子どもたちが授業前と後とで自身の変容を自覚できるようにすること、私たち教師自身が頭と心を使って価値について考えること……

最後のパネルディスカッションでは、講師の先生の授業づくりについてのお話をうかがいながら、12本の授業について振り返りました。

皆様からいただいたアンケートを拝見すると、参加者・授業者ともに気づきがあったことが分かりました。これからの授業づくりに役立つことがありましたら、望外の幸いです。

懇親会でも、12名でさらに話が盛り上がりました。
今回の機会を活かしていただいたことに、心より感謝申し上げます。
(斎藤 佳太)