2017年8月7日月曜日

教師力ブラッシュアップセミナー〈サマーセミナー2017〉を振り返って

7月31日、8月1日の二日間に渡って、私たちの夏のイベントであるサマーセミナーが終了しました。
今年度のテーマは、「リフレクション」でした。
講座もセミナーの作り自体も、この「リフレクション」に徹底的にこだわった集会でした。

その意図を機能させるために、二日間のファシリテーションを元木さんに依頼し、学校現場の外の視点からのワークショップデザインをお願いしました。

リフレクションに必要なことは、
「いかにして、どんな問いを自分で立てられるか。」だと考えています。
だからこそ、その時に、どれだけ、多種多様な視点をもてるかがリフレクションの深さの鍵になります。

元木さんにデザインをお願いすることで、私のたちの中に、今までになかった、あるいは気づけなかった視点と出会うことができたのではないかとと思います。

このデザインのもと、私たちのスタッフである三浦さん、高橋さんによる模擬授業2つと、東北福祉大学の上條先生の「協働的な授業リフレクション」。
山下先生による模擬授業を通したリフレクションの話。
授業に特化した1日でしたが、一つ一つのプログラムが機能し、「リフレクション」について考えることができた1日目でした。

翌日は、大野と金先生、千葉先生による話題提供。
リフレクションは、時には苦しいものだけれど、希望に、明日に、繋がっていくものだと実感できた時間でした。

「モヤモヤ」という言葉が何度も、参加者からも、講師陣からも出されていました。
はっきりしないことには、不安になりがちですが、しかし、思考している証しだという実感ももてたのではないでしょうか。

自分を振り返ること、見つめることは、未来に続くために必要なこと。
今回の二日間が、今までの自分を振り返り、明日を未来を見つめるリフレクションになった二日間であったなら、ステキだなと思います。

参加されたみなさん、
講師のみなさんに、心から感謝です。
また、どこかで学び合えることを楽しみにしています。

教師力BRUSH-UPセミナー 代表 大野睦仁

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