2017年8月10日木曜日

働き方を見直す


 私は現在34歳です。30代になってから人生が大きく動いています。31歳で入籍、32歳で北海道から札幌市への異動、33歳で1児の父となりました。さらに34歳の今年は人生初の学年主任です。そんなわけで20代の頃とは同じ仕事の仕方ができなくなりました。岩瀬直樹先生の『成果を上げて5時に変える教師の仕事術』(学陽書房)を読み、自分なりに試行錯誤しています。

 一番変わったのは勤務時間です。20代の頃は夜の9時を過ぎても平気で学校に残っているタイプでした。今では18:30に部活動が終了した後、遅くとも1時間以内には退勤し、わずかでも我が子との時間を持つようにしています。20代の頃には考えられなかったことですが、やってみると意外となんとかなるものだなと実感しました。もしかすると20代の頃は遅くまで仕事をしていないと不安だっただけなのかもしれません。

 そうは言っても仕事の量が減るわけではありません。私は決して効率の良い方でもないので、当然仕事は溜まってきます。そこで溜まった仕事をいつ片づけるかということが問題になります。夜は子どもを寝かしつけるうちに自分も眠ってしまうので、その分、朝4:30に起きて仕事をするように決意しました。最初は起きるのが辛かったのですが、慣れてくると朝の心地良さと仕事ができる終わりの時間が決まっていることから、テキパキと仕事をするようになりました。

 朝から仕事をすると、仕事に向けての心が整うような気がしてきます。精神的に以前より前向きな気持ちで出勤できるようになりました。またこの前向きな気持ちから以前より笑顔で子どもと接することができるようになったと感じています。さらに脳が目覚めているせいでしょうか、朝出勤してからすぐに仕事に取り組めるので、目標としている退勤時間までに、学校でやらねばならない仕事を終えられる日が少しずつ増えてきたように思います。

 ちなみにこの文章を書いているのは、夜の11時……。まだまだ改善しなければいけないことは山積みのようです……。

(髙橋 和寛)

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