2017年11月13日月曜日

私と道徳


「道徳」と聞くと、みなさんはどのようなイメージを持ちますか?



学生時代の「道徳の時間」で、覚えていることはありますか?



 私は小学生の時の「道徳の時間」を覚えています。覚えているといっても下のことくらいです。そしてこれ以外のことをあまり覚えていません・・・。



 ・ざわざわ森のがんこちゃん

 ・さわやか3組

 ・テレビを見た感想を書く



私にとって「道徳の時間」は、苦手な時間でした。理由は、先生が私(子どもたち)に期待している答えを何となく予想してしまうからです。「先生、きっとこう書いてほしいのだろうな」「っていうか、そう聞かれたら、こう答えるでしょ!(笑)」のような自問自答をしながら、授業を受けていた記憶があります。そしてその答えを書くことが、恥ずかしくもありました。私にとって「道徳の時間」は、先生に問われて、新しいことを考えるのではなく、今自分が持っている道徳心を試されているような時間でした。もしかしたら同じように思っていた人は、大勢いるのかもしれません。



 年に数回ですが、道徳の模擬授業を受ける機会や学ぶ機会があります。どの授業も自分の考えが揺さぶられたり、深くなったりするようなものばかりです。提示される教材も読み物・動画・絵本・写真…本当に様々ですが、どの教材も私の生活からかけ離れているような話題ではありません。だからこそ自分事として考えられるのかもしれません。子どもたちの心にじんわり響いていくような、子どもたちが自分の考えを伝えたくなるような、そんな授業ができたらなあと思います。そんな授業ができたら、子どもたちの考える心が育っていくのではないかなあと思います。そのためにどんなことができるのでしょうか。日々アンテナを高くしていたいと考えていることの1つです。



 来年の1月27日(土)に、北見で道徳の研修会を開催します。

 「特別の教科 道徳」について、参加者の皆さんと一緒に考える会です。過去2回はカフェで開催していましたが、今回は模擬授業を行う関係から「公民館」で開催します!!「綺麗な」公民館で、「お洒落」な講師の先生方と学びませんか?きっときっと、頭も心もわくわくするような会になります。どうぞよろしくお願いします。

 宣伝のようなブログになってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

http://kokucheese.com/event/index/495400/

(辻村 佳子)

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