2018年2月18日日曜日

帯広集会報告


今回の帯広集会は,「多様性×生き方~ガッコウでできること~」と題してLGBTの話題を中心に進めました。当初は,20名程度を予定していましたが,事務局や講師,参加者同士のつながり,新聞での宣伝もあり30名を超える参加者。急遽会場を広い場所へ変えるなどの変更もありましたが無事開催することができました。



まずは,アイスブレイクとして自己紹介。自分の好きなものは?自分の嫌いなものは?をお互いに紹介し合いました。こちらも当初の予定より盛り上がり,参加者の意識の高さを感じました。



続いて講師Aさんのお話し。教員でありながら自らがLGBTの当事者であることをカミングアウトし,活動している方からのわかりやすいお話に,再確認することや新たな気づきを提示していただきました。



次に模擬授業。千葉先生は,「理解できないことに出会った時にどうするか?」。西村先生は,「好きな人はいますか?」という主発問からの展開。参加者は,児童・生徒の気持ちになって考え,交流することができました。



その後,もう一人の講師Kさん(こちらもLGBTの当事者)も含めての座談会。「受け入れる」のではなく,「受け止める」だけでいいという言葉に深く考えさせられました。さらに,フロアからの質疑応答へ。参加者の中の当事者にもお話しいただいて,これまでの経験や今後どのようになっていって欲しいかなど具体的な話がたくさん出されました。



最後は,ピンクシャツデーのテーマソングをモックンに披露していただくというサプライズもあり,最後まで温かい雰囲気の中でセミナーを終えることができました。



参加者のアンケートからは,こういった場がまだまだ少なく,もっと開催して欲しいという意見や今後も考え続けていきたいなど前向きな意見が多く聴かれました。



たくさんの方々に参加,協力していただいたことに感謝しつつ,帯広集会の報告を終わります。
(木下尊徳)

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